近況と5月GPの振り返り
2017年6月14日今まで使っていたseesaaブログが使いにくく、書く気もなくなっていたので、
MTGプレイヤーご用達?のダイヤリーノートを始めてみました。
今年のGPから振り返えることも考えたのですが、
3月に行われたGP静岡(スタン)ですらあまり記憶にとどまっていません。
4Cサヒーリを使用して、2日目の12回戦あたりでドロップしたと思います。
苦い記憶はすぐに忘れてしまうものですね。
近々では5月に二つものグランプリに出場しました。
初めての海外GPにも参加し、今後の活動域が広がる経験ができたと思います。
それでは、その直近のGPを振り返ります。
・GP北京(リミテッド)
一日目 シールド7-2
二日目 ファーストドラフト2-1
セカンドドラフト 2-1
最終成績11-4
~練習段階~
GP北京は発売の翌週に開催され、それなりにタイトなスケジュールでした。
プレリにもできる限り参加し、ドラフト用のパックを確保しつつシールドの感触を得ることが必須です。
しかし私は社会人2年目。
友人がプレリで楽しんでいる中、私には会社から登山研修が通達され、都外の山で心と体を鍛えていました。
山画像
しかし幸運なことに、今回からはMOのシールドリーグが早期実装。
なんという僥倖。
登山で疲れ切った体に染み入ります。
シールド→MOシールドリーグ
ドラフト→リアルで集まって開催
という流れができたため、時間は少ないながらもバランス良く練習に取り組めたと思います。
~北京入り直前にて~
GP北京前日、出発前に空港の飲食ブースにてシールドの検討を各自で行います。
周囲からは変な目で見られていたかと思いますが、人間性を棄てることは全員の総意でした。
プールを組み上げ、友人からのフィードバックを受ける工程を繰り返しました。
ここでの作業は、自分が今までシールドリーグにて培ってきた価値観と
友人たちが培ってきた価値観を擦り合わせることになり、
23枚目のスペル枠など細かいところまで検討できたように思います。
特に今回の練習では、シールドはリーグに潜って自力で練習していくことしかできませんでした。
またプレリも参加できていないため、「〇〇が強かった」などの共通認識が乏しく、
他者にとって当たり前のことができていない状況にも気づけました。
そういった観点では、自力で練習することの危険性や、自己学習能力の低さという課題にも直面しました。
しかしその課題もフィードバックを受けられる環境に身を置くことで、ある程度は克服できます。
今後もGPなどの大きな大会には大人数で臨みたいものです。
~総括~
シールドのプールは白と黒が壊滅的で、除去も乏しくあまりよくないプールでしたが、
意外にも7-2で初日を終えることができました。
開幕1-2したことで強いデッキとマッチングすることが減り、
相手のミスも多かったことが要因として挙げられます。
特に早打ちとサイド後の色変えは非常に効果的で、
早打ちは今後習得しなければならない課題だとも感じました。
自分が悩めば悩むほど、相手もその分考えて最適な行動をとられます。
MTGはミスありきのゲームですね。
練習段階では、空港での意見の擦り合わせに助けられました。
わからないことは、わかっている人に聞く。
勝つためには、勝っている人に意見を聞くのをためらってはいけませんね。
成長するための鉄則です。
・GP神戸(モダン)
使用グリクシス影
一日目 6-3
二日目 5-1
最終成績11-4
~デッキ選択~
4月中旬にグリクシス影を手に取りました。
当時はジャンド影がトップメタに位置づけられていました。
グリクシス影は瞬唱が採用できることなどから、
ジャンド影に対してやや有利ということが主な理由です。
スケープシフトや赤青ストームに対しても、
頑固な否認でメインから幅広く対応できるというのもポイントでした。
モダン初心者の私でもリーグに潜った初日から4-1を繰り返すなど、
デッキのポテンシャルは疑う余地はありませんでした。
5月上旬に開催されたBMOではエルドラージトロンが活躍しましたが、
最終的にはグリクシス影のほうに分があったように思います。
デッキ選択としては、最良のデッキを選ぶことができたと感じました。
~練習段階~
グリクシス影というデッキが広く認知されてから勝率は横ばいになり、
リーグでも2-3~4-1を繰り返していました。
モダンはMTG屈指の暴れ環境ということで、弱いデッキが存在しないために一手のミスが敗着に繋がります。
プレイ中の選択肢が多いデッキなので、グリクシス影を使う友人の中には別のデッキに乗り換える人もいたほどです。
このまま適当に勝ったり負けたりの状況でGPに挑んでも、勝てるはずがないという危機感は私にもありました。
正直私もエルドラージトロンやバーンに乗り換えることを検討していたのですが、
大変ありがたいことにグリクシス影を使用して勝っている友人がいました。
たまたま友人とフリーしているときに、その友人が後ろから私のプレイを見てい
たのですが、たった1ゲームで5つ以上の疑問を投げかけられました。
私はこの体験から、「自分は最良の行動をした上で、物事を判断できているか」という疑問をもちました。
これは当時練習をしていたGP北京のリミテッドにも通ずることでしたが、
当時を振り返ってみると、私のプレイングは雑だったと思います。
プレイが雑になっていた理由としては、以下が挙げられます。
モダンという環境で、一度劣勢になったときに投げやりになってしまっていたこと。
リーグだけの練習に終始していて他者からの意見がなく、価値観が自己完結してしまっていたこと。
そんな気づきもあり終盤には4-1の頻度も増え、悪くない状態でGP神戸に臨むことができました。
~総括~
結果は11-4でした。
負けたデッキはバーン、神話、マーフォーク×2。
前者二つはメインのぶんまわりとサイド後のこちら側のちょい事故です。
マーフォークは慣れていないことが致命的で、まさにモダンの荒波にのまれたといったところでしょうか。
主な反省点は、執着したことです。
横並びデッキへの勝率が悪かったことと、MOでドレッジをそこそこの頻度で踏んでいたことから、サイドに神々の憤怒を2枚投入していました。
執着していた理由はドレッジというアーキタイプの存在で、MOでの体験から確率の低い理を優先してしまいました。
この枠がコジリタとコラコマだったならば、神話とマーフォークにももう少しやりようがあったように思います。
こだわればこだわるほど勝てないのがMTGだと痛感させられます。
・終わりに
某プロが、吸収力と情熱という言葉を使っていたことを記憶しています。(違ってたらすみません
いくらがむしゃらに練習しても、気づき、学ばなければ成果に結びつきませんし、その姿勢も情熱があってこそだと改めて感じました。
まだまだ勝てずに課題しかない現状ではありますが、その分学べば学ぶほど勝ちが増える楽しい時期だとも思います。
今後は7月のGP京都を目標にしていきたいですね。
MTGプレイヤーご用達?のダイヤリーノートを始めてみました。
今年のGPから振り返えることも考えたのですが、
3月に行われたGP静岡(スタン)ですらあまり記憶にとどまっていません。
4Cサヒーリを使用して、2日目の12回戦あたりでドロップしたと思います。
苦い記憶はすぐに忘れてしまうものですね。
近々では5月に二つものグランプリに出場しました。
初めての海外GPにも参加し、今後の活動域が広がる経験ができたと思います。
それでは、その直近のGPを振り返ります。
・GP北京(リミテッド)
一日目 シールド7-2
二日目 ファーストドラフト2-1
セカンドドラフト 2-1
最終成績11-4
~練習段階~
GP北京は発売の翌週に開催され、それなりにタイトなスケジュールでした。
プレリにもできる限り参加し、ドラフト用のパックを確保しつつシールドの感触を得ることが必須です。
しかし私は社会人2年目。
友人がプレリで楽しんでいる中、私には会社から登山研修が通達され、都外の山で心と体を鍛えていました。
山画像
しかし幸運なことに、今回からはMOのシールドリーグが早期実装。
なんという僥倖。
登山で疲れ切った体に染み入ります。
シールド→MOシールドリーグ
ドラフト→リアルで集まって開催
という流れができたため、時間は少ないながらもバランス良く練習に取り組めたと思います。
~北京入り直前にて~
GP北京前日、出発前に空港の飲食ブースにてシールドの検討を各自で行います。
周囲からは変な目で見られていたかと思いますが、人間性を棄てることは全員の総意でした。
プールを組み上げ、友人からのフィードバックを受ける工程を繰り返しました。
ここでの作業は、自分が今までシールドリーグにて培ってきた価値観と
友人たちが培ってきた価値観を擦り合わせることになり、
23枚目のスペル枠など細かいところまで検討できたように思います。
特に今回の練習では、シールドはリーグに潜って自力で練習していくことしかできませんでした。
またプレリも参加できていないため、「〇〇が強かった」などの共通認識が乏しく、
他者にとって当たり前のことができていない状況にも気づけました。
そういった観点では、自力で練習することの危険性や、自己学習能力の低さという課題にも直面しました。
しかしその課題もフィードバックを受けられる環境に身を置くことで、ある程度は克服できます。
今後もGPなどの大きな大会には大人数で臨みたいものです。
~総括~
シールドのプールは白と黒が壊滅的で、除去も乏しくあまりよくないプールでしたが、
意外にも7-2で初日を終えることができました。
開幕1-2したことで強いデッキとマッチングすることが減り、
相手のミスも多かったことが要因として挙げられます。
特に早打ちとサイド後の色変えは非常に効果的で、
早打ちは今後習得しなければならない課題だとも感じました。
自分が悩めば悩むほど、相手もその分考えて最適な行動をとられます。
MTGはミスありきのゲームですね。
練習段階では、空港での意見の擦り合わせに助けられました。
わからないことは、わかっている人に聞く。
勝つためには、勝っている人に意見を聞くのをためらってはいけませんね。
成長するための鉄則です。
・GP神戸(モダン)
使用グリクシス影
一日目 6-3
二日目 5-1
最終成績11-4
~デッキ選択~
4月中旬にグリクシス影を手に取りました。
当時はジャンド影がトップメタに位置づけられていました。
グリクシス影は瞬唱が採用できることなどから、
ジャンド影に対してやや有利ということが主な理由です。
スケープシフトや赤青ストームに対しても、
頑固な否認でメインから幅広く対応できるというのもポイントでした。
モダン初心者の私でもリーグに潜った初日から4-1を繰り返すなど、
デッキのポテンシャルは疑う余地はありませんでした。
5月上旬に開催されたBMOではエルドラージトロンが活躍しましたが、
最終的にはグリクシス影のほうに分があったように思います。
デッキ選択としては、最良のデッキを選ぶことができたと感じました。
~練習段階~
グリクシス影というデッキが広く認知されてから勝率は横ばいになり、
リーグでも2-3~4-1を繰り返していました。
モダンはMTG屈指の暴れ環境ということで、弱いデッキが存在しないために一手のミスが敗着に繋がります。
プレイ中の選択肢が多いデッキなので、グリクシス影を使う友人の中には別のデッキに乗り換える人もいたほどです。
このまま適当に勝ったり負けたりの状況でGPに挑んでも、勝てるはずがないという危機感は私にもありました。
正直私もエルドラージトロンやバーンに乗り換えることを検討していたのですが、
大変ありがたいことにグリクシス影を使用して勝っている友人がいました。
たまたま友人とフリーしているときに、その友人が後ろから私のプレイを見てい
たのですが、たった1ゲームで5つ以上の疑問を投げかけられました。
私はこの体験から、「自分は最良の行動をした上で、物事を判断できているか」という疑問をもちました。
これは当時練習をしていたGP北京のリミテッドにも通ずることでしたが、
当時を振り返ってみると、私のプレイングは雑だったと思います。
プレイが雑になっていた理由としては、以下が挙げられます。
モダンという環境で、一度劣勢になったときに投げやりになってしまっていたこと。
リーグだけの練習に終始していて他者からの意見がなく、価値観が自己完結してしまっていたこと。
そんな気づきもあり終盤には4-1の頻度も増え、悪くない状態でGP神戸に臨むことができました。
~総括~
結果は11-4でした。
負けたデッキはバーン、神話、マーフォーク×2。
前者二つはメインのぶんまわりとサイド後のこちら側のちょい事故です。
マーフォークは慣れていないことが致命的で、まさにモダンの荒波にのまれたといったところでしょうか。
主な反省点は、執着したことです。
横並びデッキへの勝率が悪かったことと、MOでドレッジをそこそこの頻度で踏んでいたことから、サイドに神々の憤怒を2枚投入していました。
執着していた理由はドレッジというアーキタイプの存在で、MOでの体験から確率の低い理を優先してしまいました。
この枠がコジリタとコラコマだったならば、神話とマーフォークにももう少しやりようがあったように思います。
こだわればこだわるほど勝てないのがMTGだと痛感させられます。
・終わりに
某プロが、吸収力と情熱という言葉を使っていたことを記憶しています。(違ってたらすみません
いくらがむしゃらに練習しても、気づき、学ばなければ成果に結びつきませんし、その姿勢も情熱があってこそだと改めて感じました。
まだまだ勝てずに課題しかない現状ではありますが、その分学べば学ぶほど勝ちが増える楽しい時期だとも思います。
今後は7月のGP京都を目標にしていきたいですね。